挽型を作り鉄心に縄を巻きもみ殻と粘土を混ぜた土を付け乾かした後に、荒真土・細真土と重ね付け中子が出来ます。
中子に地紋板に押し伸ばした厚さ3ミリ程度の蝋を貼ります。蝋は、松ヤニ・蜜蝋・木蝋を混ぜた物です。 季節により、木蝋の配合を変えます。最近は、松ヤニがないので、中国ロジンを代わりに使っております。 丸物は、挽型に回しながら、溶かしたパラフィンをかけて付けます。蝋が貼れた後に、和紙を混ぜた細真土を薄く付けていき、乾いた後に荒土を二層付け乾いた後に、芯棒と縄を抜き、鋳型が出来ます。
鋳型を窯に並べ、レンガで囲い、松炭で脱蝋し、松の薪で型を900度くらいまで焼きます。 焼けた鋳型を、窯から取り出し、型の中が黒くなるまで待ち、溶かした金属を流し込みます。 型の大きさや、厚み、金属の種類により、流し込むタイミングは違います。 流し終わった後に、型を割り鋳物を取り出します。
鋳肌を、ヤスリ・キサゲ・砥石・研炭などで仕上げます。円柱の製品は、ロクロを使い仕上げます。
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