日本全国から鳴物に適した土を試作を重ね精査し、厳選された天然の原土を使用する。
原土を細かく潰し、水やもみ殻を用途に合わせて練り合わせる。
型を使い内側の鋳型のベースを作る。
おりんの内側になる鋳型を真土(まね)と呼ばれる焼き土を臼で細かくしたものを水で溶かれたものを掛けて、切り抜かれた鉄の板を上下に固定し回すことで形を整える。
おりんの外側になる鋳型を真土(まね)と呼ばれる焼き土を臼で細かくしたものを水で溶かれたものを掛けて、切り抜かれた鉄の板を上下に固定し回すことで形を整える。
内側の鋳型と外側の鋳型を合わせて鋳型をつくる。2つの型に隙間が生まれ金属が流れることでおりんの形が形成される。惣型と呼ぶ。
2つの型が外れないように固定する。
超高温で焼成された熱いままの鋳型に溶解された特殊金属「砂張」を流し込む。
内側、外側、内側と繰り返し削り仕上げていく。最後に外側を削るときに音をつくる。ひとつひとつ異なる個性を持つおりんに合わせて音色を確認しながら少しずつ個性を最大限に活かせるよう仕上げる。
音入れ加工をして音色を完成させ、白蠟で仕上げる。
予約制の工房ギャラリー(TEL075-691-7479当日可)にて試聴と購入、工房見学が可能。
〒601-8103 京都市南区上鳥羽仏現寺町46-2
TEL:075-692-7479 FAX:075-691-7489
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